こんにちは、カタチカ ブログのJoe(ジョー)です。
私は青い鳥症候群ならぬ、自称「幸せの青い枕症候群」です。
疲れや肩こり、寝不足などが睡眠環境の悪さから来ていると考え、「睡眠環境の改善」こそが唯一の解だと考え、「幸せの青い鳥」ならぬ、「幸せの青い枕」があると信じ、これまでたくさんの枕を購入してきました。
そしてここ最近、TVやSNSで流行っているBRAIN SLEEP (ブレインスリープ)がとても気になっていました。
BRAIN SLEEPといえば、ホリエモンこと堀江貴文さんや、芸人の田村淳さん、サバンナ高橋さんなどが、メディアで取り上げていたことも話題です。
今回は、そんなBRAIN SLEEPの「ネックフィット」タイプを購入しました。
「BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィット」について、実際に使用した感想を交えてご紹介したいと思います!
- こんな方に読んでほしい
- BRAIN SLEEP (ブレインスリープ)とは
- 中核製品「BRAIN SLEEP PILLOW」
- BRAIN SLEEPのPILLOWシリーズ製品
- BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットを購入してみた
- BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットの特徴
- 実際に使ったレビュー(良かった点・気になった点)
- 評判や口コミ調査
- まとめ
こんな方に読んでほしい
この記事はこんな方におすすめです!
- BRAIN SLEEPの枕が気になっている
- BRAIN SLEEPの効果について知りたい
- BRAIN SLEEPネックフィットの使用感が知りたい
BRAIN SLEEP (ブレインスリープ)とは
BRAIN SLEEPは、株式会社ブレインスリープが運営する睡眠改善ブランドです。
枕やマットレスなどの寝具を中心に「人や社会の可能性を目覚めさせる睡眠に特化したあらゆるソリューションの提供」を掲げ事業を行っています。
また、睡眠に関する情報やアドバイスを提供する健康経営サービスや、睡眠コンサルティングなども行っています。
BRAIN SLEEPは、「脳まで眠る睡眠医学と、先進のテクノロジーで、人の可能性を目覚めさせる。」と掲げ、睡眠の質の向上で社会貢献を目指しています。質の高い睡眠は、脳の疲労回復、記憶の定着、ホルモンバランスの調整など、さまざまな健康効果をもたらします。
科学的な研究に基づいた商品やサービスを提供することで、多くの人が質の高い睡眠を手に入れられるようBRAIN SLEEPはサポートしています。
さらに創業者は、医学博士で、精神保健指定医、日本睡眠学会専門医かつ、スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SNCL)所長の西野精治さんです。
私は西野精治さんが書かれた「スタンフォード式 最高の睡眠」という書籍を7年前に読み、西野さんの活動や、睡眠研究、睡眠負債などについて存じ上げることになりました。
2017新語・流行語大賞トップテンに選ばれた「睡眠負債」という言葉や、最初の90分の睡眠の質を高めることの重要性、そのために深部体温しっかりと下げること、など勉強になる内容が多かったのを覚えています。
中核製品「BRAIN SLEEP PILLOW」
その著書「スタンフォード式 最高の睡眠」が布石だったのではないかと思うほど、睡眠の質向上に対する問題意識(入眠時の深部体温をしっかりと下げて最初の90分の睡眠の質を高める必要がある)に対して、アプローチしたのが「BRAIN SLEEP PILLOW」という商品になります。
BRAIN SLEEP PILLOWは、良質な睡眠に必要な「黄金の90分」をつくるための3つの機能を搭載しています。
- 頭部を包み込むようなフィット感で、首や肩の負担を軽減
- 頭部の熱を効率的に逃がし、脳を冷却
- 理想的な寝姿勢をサポート
BRAIN SLEEPのPILLOWシリーズ製品
これらの機能を活用し、現代人の睡眠の質向上のために、BRAIN SLEEP PILLOWの枕に関する商品は以下のシリーズが展開されています。
製品名 | 特徴 | おすすめポイント | 定価 |
---|---|---|---|
BRAIN SLEEP PILLOW (ブレインスリープ ピロー) |
頭部にフィットする9層構造 | どんな寝姿勢にもフィット | ¥33,000 |
BRAIN SLEEP PILLOW SILENT (ブレインスリープ ピロー サイレント) |
高反発素材で通気性が良い | 横向き寝におすすめ | ¥22,000 |
BRAIN SLEEP PILLOW NECK FIT (ブレインスリープ ピロー ネックフィット) |
首の負担を軽減 | 首・肩の痛みにお悩みの方におすすめ | ¥16,500 |
BRAIN SLEEP PILLOW for Kids (ブレインスリープ ピロー フォー キッズ) |
子供用に設計 | 成長期の子供におすすめ | ¥22,000 |
BRAIN SLEEP PILLOW PORTABLE (ブレインスリープ ピロー ポータブル) |
持ち運びに便利なコンパクトサイズ | 旅行や出張におすすめ | ¥13,200 |
BRAIN SLEEP PILLOW ADJUST SHEET (ブレインスリープ ピロー アジャストシート) |
高さを調整できるシート | 枕の高さが合わない方におすすめ | ¥5,500 |
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BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットを購入してみた
猫背気味で姿勢の悪い私は、枕購入時に首のサポートがあるものを好んで選ぶようにしています。
猫背でストレートネック気味の自分にとっては、ネックサポート(枕で首まで支える部分)が付いている枕を使ったほうが睡眠時の首の負担が少なく、起床時に首に違和感が残りません。
そのため、BRAIN SLEEP PILLOWのシリーズの中で、ネックサポートがついている「BRAIN SLEEP PILLOW NECK FIT (ブレインスリープ ピロー ネックフィット)」を購入しました。
首のこり、めまい・不眠、眼精疲労、集中力不足など、首の歪みがもたらす様々な不調を解決するため、首の理想のウェーブをキープしてくれる枕です。
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットの特徴
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは首を酷使する現代人の首の波を整え、パフォーマンスを引き出す枕です。
首を理想のウェーブへ
私たちの首を構成する7つの頚椎が作る緩やかなS字カーブによって、頭を動かしたり、成人平均4~6kgの頭の重みを支えることができています。
身体の様々な部分を清浄に動かしたり、脳への栄養や酸素を送る椎骨動脈を守っていたりと大役を担っている首ですが、日中にPCやスマホなど酷使してしまいがちです。
そんな頸椎をを、人間工学に基づいたウェーブ構造で正しい位置に戻すサポートをします。
さらに胸部を安定させ呼吸しやすい姿勢で眠れます。
また、首のラインにフィットするウェーブ構造がネックサスペンションとなり、日中、緊張状態にある首・肩周りの筋肉を緩めてリラックス状態にサポートしてくれます。
同時に、ネックサポート部分は肩まで広がっているので、睡眠中に頭にかかる負担を支える首と肩まで広く支え、頭・首・肩の3点に耐圧を分散し負担を軽減します。
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは一晩に20回以上するとされている寝返りをサポートするため、中央部分が柔らかく、寝返り時横向きの状態で頭を支えるため両サイドが固い3ゾーン設計になっています。
サイドを硬くすることで頭が沈み込みを防ぎ横向きでも理想的な首のウェーブをキープできます。
※スタンダードタイプのBRAIN SLEEP PILLOW は3層9グラデーション構造となっていて、スタンダードタイプよりは硬さ・柔らかさの点で比較的単調な構造です。
超通気性で朝までぐっすり
特徴的な製品の素材と作りを見てわかるように、BRAIN SLEEP PILLOWは90%以上が空気の層でできています。
そのため、睡眠時に発生する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠環境を作ることができます。
これは、西野さんの著書「スタンフォード式 最高の睡眠」の中でも言われていた、睡眠の質を決める“黄金の最初の90分”にいかに深部体温を下げるかという点で、枕の抜群の通気性が熱を逃し、脳を冷やすことによって睡眠の質を高めます。
洗えて清潔&サステナブル
人間は寝ている間に、コップ1杯分(約200ml)の汗をかくと言われています。
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは90%以上が空気の層でできているので、抜群の通気性で湿気をためず、衛生的です。
さらに、カバーの洗濯はもちろん、中材まで水洗いOKで、速乾性も高いので、いつでも清潔に保てます。
また、枕の中材には、地球に優しい100%再生可能な材料を使用しています。古い枕を回収して、また新しい枕に生まれ変わります。
地球環境に配慮したサステナブルな素材を追求しています。
枕の高さが合わなくなってきたと感じる場合、45~50度のシャワーのお湯をかけるとふっくら感が戻る点も製品を長く使えて便利です。
実際に使ったレビュー(良かった点・気になった点)
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットを使用し、実際に良かった点・気になった点をいち個人のレビューとしてご紹介します。
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以下、良かった点6点です。
通気性が高く、頭と枕の間に熱がこもらない
商品の最大の特徴でもありますが、BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは90%以上が空気の層でできているので、抜群の通気性で熱・湿気を溜めません。
そのため、夏場の暑苦しい夜でも、後頭部と枕の間に熱が溜まりにくく、個人的には寝返りの回数が減ったような気がします。
本当に脳の深部体温が下がっているかどうかはさておき、熱・湿気が溜まりにくいので、個人的には不快感も少なく良い枕だなと思っています。
硬めの枕だがクッション性があってしっかり支えられている
今までそれ程硬い枕を使ってきたことが無く、今回のようなファイバークッションの構造の枕は始めて使用しました。
当初は硬い感覚がありましたが、数日使用すると枕中央の柔らかいサポート部分が、自分の頭の形にフィットするように柔らかくなってきました。
また、ファイバークッション構造がクッション性を生み出し、高反発でクッション性の高い枕となっていて、頭で押すと跳ね返り感を得られ、しっかりと支えられている感覚があります。
低めの枕が好みの人には低くて良い高さ
身長180cm程度あり、一般的には高めの枕をおすすめされるのですが、個人的には低めの枕が好みです。
そのため、枕の高さが低めの設計になっているBRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは低め枕好きには良い高さとなっています。
実測ベースですが、後頭部の部分で約6.5cmの高さ、首の部分で7.5cmの高さとなっていました。
また、後頭部の部分の方端に2Lのペットボトルを乗せると、1.0cm程沈みました。
「クッション性 = 沈み幅 / 元の高さ」とすると、「15.4% = 1.0cm / 6.5cm」となります。(あくまでも目視での計測です)
一方で、後頭部部分の中央に2Lのペットボトルを乗せると、2.0cm程沈みました。
「クッション性 = 沈み幅 / 元の高さ」とすると、「30.8% = 2.0cm / 6.5cm」となります。
製品の特徴でもある3層レイヤーで中央部分が柔らかく、両端が固めという点が数字でもわかります。
ネックサスペンションが首のS字カーブを支えてくれて心地よい
製品の特徴でもあるネックサスペンション(首のラインにフィットするウェーブ構造)が、首のS字カーブ分に丁度フィットして、心地いい点も気に入っています。
やはり枕選びでは、いかに寝ている姿勢が立っているときと同じ姿勢になるようなる高さを選べるか、また、頭や首、肩など、いかに浮く部分を減らし、上手く体圧分散をするかが重要になります。
私の場合、首の部分が大きく浮いているため、首部分が高い枕の方がフィット感があります。(一方で、頭の部分はそれ程浮いていないため、首が高く、頭部分が低い枕を探さなければならず、なかなか大変です。)
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットはネックサスペンションという形で、後頭部から首の部分が盛り上がり、肩にかけて傾斜していく形状をしているため、私の場合は首の隙間をしっかりと埋めてくれている感覚があります。
肩を壁につけて直立して、壁から首までの隙間が大きい人は、私同様首のカーブが深いため、ネックフィットのように首のケアができる枕のほうが良いのかもしれません。
ネックサポートが肩まで広くサポートしてくれ快適
肩まで乗せる枕(ネックサポートと私は勝手に読んでいます)の利点は、首とマットレスの隙間を埋められるため、首のS字カーブを自然な体勢で保ちながら寝ることができます。
現代人に多いといわれるストレートネックは、スマホやPCを長時間見ることが原因で、頚椎がまっすぐな状態になっています。
ストレートネックは首こりや肩こり、自律神経の乱れなど、体の不調を起こしやすくなるため、頚椎を自然なS字カーブで保ちながら寝ることはとても大切です。
成人の頭の重さは約4~6kgあり、頚椎(首の骨)を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉がこの重さを支えています。
しかし、 首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増え、最も姿勢が悪いと負担は27kgにもなると言われています。
そのため、私の場合はBRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットが寝ている間も理想の首のS字カーブをキープしてくれ、猫背・巻き肩でバランスの悪い肩周りの体圧も適度に分散してくれるため、肩周りから首にかけて、起床時に非常に楽に感じます。
お手入れが簡単で清潔に長く使える
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットはポリエチレン素材でできていて、水洗いが可能です。
そのため、よくある?睡眠時の寝汗や湿気、ヨダレによる菌の増殖などが気になる方は、枕カバー・枕本体を水洗いすることができます。
また、素材の特性上、へたれを感じてきた時には45~50度のシャワーのお湯をかけるとふっくら感が戻るので、長く使える点も便利です。
気になる点は2点ありました。
ポリエチレン素材と独自の構造に慣れるまでは少し違和感がある
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットの特筆すべき点はポリエチレン素材と独自のクッション構造です。
この構造により、枕の90%以上が空気層でできているため、熱や湿気を逃すことができます。
一方で、空気の層を多く作るため、少ない素材でクッション性のある枕を作るためには、素材の弾力性や硬さが重要になります。
そのため、この枕を初めて使った際は少し硬く感じました。
また、ポリエチレン素材の硬さも相まってゴワゴワする弾力性の高い枕で慣れるまでに2週間ほどかかりました。
ですが、2週間も使用していると、枕も自分の頭に合わせて少し柔らかくなってき、フィット感も増してきました。
BRAIN SLEEPは実店舗が少なく、素材の感覚はなかなか確かめづらいのですが、近くに家具店や寝具店がある場合は、エアウィーヴマットレスを体験していただき、体や頭の当たり方を確認するのが良いのかもしれません。
アクティブエアカバーがずれる
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは購入時に付属するカバーが2種類から選べます。
- アクティブエア:通気性の良いメッシュ素材を使用し、吸水・速乾性、抗菌・防臭機能、ベタつきのない快適な使い心地を実現
- オーガニックスリープ:3年以上農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で育てられた綿花を使った、地球に優しいオーガニックコットン100%の天然素材×高機能テクノロジーの快適さを追求した枕カバー
私は通気性が最重要と考え、アクティブエアを選びましたが、アクティブエアカバーは左右が閉まっておらず、カバーから中身の枕本体が顔を出していることがあります。
朝起きたときに気づく程度であれば全然良いのですが、時々夜中に枕本体が向き出てしまい、寝返りを打ったら枕本体のアミアミが気になる!ということがあります。肌触りはかなり悪いので、ちょっと嫌な感じです。
そもそも寝相が悪いので仕方ないのかもしれませんが、枕の中身が出る理由がいまだに分からず、こちらの解決方法は個人的には見いだせていません。
通気性担保の点で仕方がないのかもしれませんが、次作はアクティブエアの生地で中身が出ないカバーを作ってもらえると良いなと思います。
評判や口コミ調査
では、BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットについて、世間の皆さんはどのように思っているのでしょうか。Amazonや楽天のレビューで口コミを調べてみました。
Amazon・楽天の口コミ
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人の頭の形・体型・姿勢は無限通りで100%フィットは奇跡
やはり、枕ですので、「合わない、硬い、低い、目覚めが悪い」など様々なコメントがあります。
人の頭の形や体型、姿勢は本当に様々で100%フィットする枕を見つけるのは奇跡に近いかと思います。
そのため、私のような「幸せの青い枕」症候群の方は、100点の枕を追い続けるのではなく、80点の枕を状況や気分で使い分けるのが良いと考えています。
そして私の場合、BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは80点を超える枕として、夏などの暑い時期や、湿気が多く蒸しやすい時期に利用する枕の1つとなっています。
まとめ
BRAIN SLEEP PILLOW ネックフィットは低めの枕が好きで、猫背気味のためネックサポートが付いた枕を好む私にとっては、良い枕でした。さらに通気性もあり、頭と枕の間の熱やムレが軽減され、寝やすい枕となっています。
夏場に後頭部に熱やムレが溜まりやすい人や、ストレートネック気味の人はぜひ試してみてください!