こんにちは、カタチカ ブログのJoe(ジョー)です。
昨今「リカバリーウェア」が流行っていますよね。
コロナやリモートワークなどで家で過ごす時間が増え、疲労回復などを促すリカバリーウェアが注目を集めているということで、私自身もリカバリーウェアを数着購入して着用しています。
ですが、最初の一着を購入する時はかなり勇気が要りました。
本当に効果があるのかも分からない中で、部屋着にしては高額な服を買うということで、どうしても無駄遣いなのではないかと思いながら、勇気を持って購入したのを覚えています。
この記事では私が気に入っているTENTIAL(テンシャル) - BAKUNE DRY LONG(バクネ ドライロング) リカバリーウェア(私は長袖の上下セットを買いました)について使用感などのレビューを紹介していきたいと思います。
こんな方に読んでほしい
この記事はこんな方におすすめです!
- 最近よく聞く「リカバリーウェア」が気になっているが購入の勇気が出ない
- 快適に過ごせる部屋着を探している
- 新しいパジャマを購入したいと考えている
- スーパー銭湯や温泉施設の館内着が大好き
BAKUNE DRY LONGの特徴と効果
「BAKUNE DRY LONG」は、特殊機能繊維で全身の結構が促進されることで血流を改善し、疲労回復を叶えます。
TENTIALの特殊繊維「SELFLAME®️」が肌から放出された遠赤外線を輻射して保温効果を実現
素材に使われている極小セラミックス粉末を配合した特殊機能繊維「SELFLAME®︎」が、自らの体温(体から出る遠赤外線)を輻射(ふくしゃ)し、血行を促進します。
輻射(ふくしゃ)とは、熱を持った物質が赤外線を出すことで、その赤外線を受けた物が発する熱を輻射熱と言います。
身近な例では、太陽の熱です。
太陽の表面温度は約6000度ですが、この高温の熱がそのまま地球に届いるわけではありません。
同じ夏や冬の日でも、曇りの日よりも日差しが強い日の方が温かく感じるのは、太陽の赤外線が地球に届き、地球の輻射熱で暖かくなっています。
同様に特殊繊維「SELFLAME®️」は、体温から出る遠赤外線が練り込まれたセラミックに当たり、輻射熱が発生してじんわり温かくなるという仕組みです。
自分の体から放出される体温を再利用して温かくしてくれるってことですね。
体が温かくなることで、血行を促進し、栄養を届きやすくしたり、老廃物を流したりすることが期待できますね。
血行促進されることにより、筋肉のハリやコリの軽減、肩こりや腰痛の緩和にも期待できます。
一般医療機器リカバリーウェアとしての信頼性
TENTIALのリカバリーウェアは一般医療機器届出済で、こちらのBAKUNE DRY LONGも一般医療機器です。
一般医療機器って聞くとなんかおおごとに感じてしまいますね。
そもそも「一般医療機器」とは何なのでしょうか。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)によると、以下のように説明されています。
「医療機器」とは、人若しくは動物の疫病の診断、治療若しくは予防に使用されること又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされる機械器具等(再生医療等製品を除く。)であって、政令で定めるもの。(医薬品医療機器法 第二条・第四項)
つまり、診断・治療や予防に使用されるもの、身体の構造や機能に影響するもの、が「医療機器」に当たります。
そして、不具合が生じた場合の患者へのリスクに応じて、「一般医療機器(クラスI)」、「管理医療機器(クラスII)」、「高度管理医療機器(クラスIII)」に別れます。
一般医療機器は、不具合が生じた場合でも、人体へのリスクが極めて低いと考えられ、PMDAへの届出を行うことで製造販売が可能となります。
でも、届出を行うだけなら誰でもできそう、、、
そんな背景もあって、一時期リカバリーウェアが乱立していたこともあり、2022年10月から法律とガイドラインが整備され、届出の際に遠赤外線が通常の衣類よりも多く放出される(遠赤外線の輻射効果がある)ことの測定、医師や医師の指示のもとで医療関係者が血流量を測定し使用目的の効果が期待できることに関する考察(血行改善でコリが軽減されるかどうか、など)を届け出ることになりました。
繊研新聞によると、これまで遠赤外線効果による血行促進作用で筋肉のコリの改善など疲労回復をうたうリカバリーウェアは一般医療機器の「温熱用パック」として届け出がされていました。
しかし、肩や腰にはる温熱パックなどと同じ「温熱用パック」カテゴリで、リカバリーウェアが売られていたことにより、消費者の混乱を招いていました。
そのため、厚労省や医療機器業界はリカバリーウェアを想定した「家庭用遠赤外線血行促進用衣」のカテゴリーの新設と、定義・自主基準を作りました。
出所:リカバリーウェアの流通適正化へ新たな動き 厚労省が一般医療機器に新カテゴリーを新設 | 繊研新聞
今までの温熱用パックではなく、遠赤外線で血行促進をする衣類として管理しましょう、という流れになったんですね。
定義:加熱媒体の入ったパックを加熱装置で加熱したものを患部に当て、消炎鎮痛処置(温熱治療)を行うパックをいう。冷却装置で冷却することにより、冷熱を供給する冷却パックを兼ねるものもある。本品は再使用可能である。
定義:遠赤外線の血行促進作用により疲労や筋肉のこり等の症状改善を行うことを目的とした、衣類形状の器具をいう。生地に鉱物等による特殊な加工が施されており、一定程度の遠赤外線を輻射する。上半身用及び下半身用があり、それぞれ少なくとも上腕部および大腿部を被覆する。ただし、パーツ形状は含まないものとする。
出所:厚生労働省|一般的名称「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の新設に伴う既存品目等の取扱いについて(◆令和04年12月14日薬生機審発第1214001号)
新しい自主基準で機能性がより明確に
そして、自主基準の中では13の基準事項がありますが、そのうち遠赤外線の放射の計測と、性能の有効性の試験が、リカバリーウェアの機能性を担保する基準となっています。
物理的要求事項 - 赤外線放射特性
5~20μmの波長領域において、全放射率が遠赤外線加工を施していない同一形状の対照試料に比べ、5%以上上回ること
つまり、一般的な衣類と比べて遠赤外線の放射量が5%以上であること」を確認してねということですね。
性能に関する要求事項
血行改善に関する性能を発揮できることを「附属書1」の要領に従い試験すること
.........
血流測定の正確さや測定値の信頼性等を担保するためにも、血流測定に熟練した医師もしくは医師の指示の下で臨床工学技士、臨床検査技士等が試験を担当することが妥当である
.........
従って、試験結果の総括として、当該家庭用遠赤外線血行促進用衣に係る臨床上の有効性について、試験の実施者(医師等)、また可能であれば他の専門家等の意見も取り入れた「考察」を取りまとめ、それを文書化し、試験記録の一部として維持すること
つまり、「医師や医師の指示の下で医療関係者が血流量を測定し、その試験結果と有効性を考察として文書化すること」を行ってねということ」を行ってねということですね。
出所:厚生労働省|一般社団法人日本医療機器工業会の作成した「家庭用遠赤外線血行促進用衣自主基準」について(◆令和04年10月14日事務連絡)
しっかりと「遠赤外線が普通の服よりも出てますよね」、「謳っている効果(血行促進でコリ改善、など)が有効ですよね」という点が、一般医療機器として届け出る際に必要になるようになったんですね。
今まで取り扱いが難しかったリカバリーウェアですが、2022年10月の厚生労働省などの取り組みにより、リカバリーウェアはより安心して購入できるようになったということですね
もちろん、BAKUNE DRY LONGは一般医療機器です。
着心地のいい素材と睡眠に特化したこだわりの設計で「自然な寝返り」をサポート
吸湿速乾性の高いポリエステル素材が使われていて、寝汗やムレなどを感じにくいサラッとした着心地となっています。
また、ポリエステルは素材として耐久性が高くシワや型崩れなどもしにくいので洗濯の繰り返しによる着崩れも気になりません。
さらに、寝返りのしやすさに特化した形状にデザインをされていて、睡眠に重要な自然な寝返りをサポートします。
実際に使ったレビュー(良かった点・気になった点)
BAKUNE DRY LONGを2年以上実際に使ってきたレビューをご紹介します。
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以下、良かった点3点です。
肌触りが良く、サラサラした着心地がいい
BAKUNE DRY LONGは商品名にDRY(ドライ:乾いている)と入っているように、吸湿速乾性の高いポリエステル素材が使われています。
そのため、風呂上がりで少し体が濡れていてもベチャッとしません。
2年以上経った生地ですが、水滴を垂らすと、接地面は薄っすらと湿るのですが、水滴となりました。
つまり、一定の水分量は吸収し、それ以上に水分を吸収せず浸透して広がるということはありませんでした。
他の生地だと、水分が周辺の生地に浸透し、べちゃっとしてしまいますよね。
さらに、この1cm弱の水滴ですが、接地面が薄っすらと湿ったのですが、その湿りもものの数分で乾いてしまいました。
やはり、DRYの商品名の通り、サラサラとした着心地がとても気に入っています。
感覚としては、スーパー銭湯やスパリゾートなどに行ったときの館内着の薄い版を着ている様な着心地。
動きやすくルームウェアとして日中も着れる
商品特徴でもある「睡眠に特化したこだわりの設計」というのが、動きやすさを実現しているのかもしれません。
私はそもそも、数年前までは決まったパジャマを持っておらず、スエットや使い古したTシャツなどを寝るときだけパジャマとして着ていました。
しかし、このBAKUNE DRY LONGのリカバリーウェアを購入してからは、外着と中着の区別が明確に付き、ルームウェアとして進んで着るようになりました。
そして家の中でBAKUNE DRY LONGを着ていると、着心地もそうなのですが、動きやすさにも驚きます。
もちろん生地の伸縮性が高いこともあるのですが、特に腕の上げ下げをする際など、肩・腕まわりがとても動かしやすい印象です。
肩から袖まわりについて、UNIQLOのヒートテックコットンクルーネックと比べてみると、BAKUNE DRY LONGは肩と腕が一直線になるように袖まわりがデザインされています。
推察ですが、寝返りが多い睡眠時でも動きやすいように、あえて腕を横に伸ばした状態を意識したデザインにしているのかなぁと思います。
着心地良く動きやすいため、週末なんかはパジャマとして利用したまま、午前中は自宅でBAKUNE DRY LONGを着続けて、掃除をしたり、ちょっとしたフィットネスまでしてしまう程です。笑
繰り返し洗濯をしても型崩れが少ない
ポリエステルの特徴でもありますが、2年以上も洗濯・乾燥を繰り返し使っていますが、今でも目立った型崩れはなく、シワなども無く綺麗に着れています。
そもそも部屋着なので人に見られることは少ないですが、ふと鏡に写った時にヨレヨレ・シワだらけのパジャマではなく、すらっと綺麗にルームウェアを着ていると清潔感も出ます。
長袖のためオールシーズン使える
BAKUNE DRY LONGは名前にもある通り、LONG(ロング:長い)なので長袖です。
商品展開としてはBAKUNE DRY の半袖も販売されています。
元々は保温効果があるのであれば半袖よりも長袖の方がいいだろうという理由で買ったのですが、現在では別の理由で長袖を気に入っています。
それは、肌への刺激が抑えられるという点です。
夏の暑い日は半袖のパジャマも着ることがあるのですが、半袖の場合、どうしても腕やふくらはぎの皮膚が布団と接触してしまい、動く度に当たった布の素材や温度を知覚します。
ですが、長袖の場合手首足首まで覆われているので、私の場合はその様な刺激が抑えられ落ち着いて寝ることができます。
夏場に関しても、結局室内はエアコンをつけているので、長袖でも気にならず普通にBAKUNE DRY LONGを着て寝ています。
真冬は少し肌寒いので上にもう一枚羽織ったり、布団を厚手にしたりして寝る際は対応しています。
気になる点は4点ありました。
筋肉のコリの軽減や疲労回復の効果の実感は薄い
正直ベースの話になりますが、実際にBAKUNE DRY LONGを着たため、肩こりが軽減したや、疲労が回復した、と劇的に健康効果がでることはありませんでした。
「いつもより寝れた『気がする』」、「いつもより軽い『気がする』」という、気持ちの程度です。
当たり前ですが、肩こりや疲労回復に劇的に健康効果が出るのであれば、日本中の病院でギブスや松葉杖のように、「じゃあ今日はBAKUNE出しておきますね~。」ってお医者さんに処方されるようになってしまいます。笑
私は購入時に疲労回復効果にも期待して購入しましたが、2年以上経った今、それ程健康効果が出ていなくても、寝心地・着やすさの点でBAKUNE DRY LONGを気に入っています。
ルームウェアにしては価格が高い
リカバリーウェアは価格が高いため、最初の購入には勇気が要ります。
そして私個人は劇的な健康効果が出たわけでもありません。
そんなルームウェアに対して高すぎるのではないか?と聞かれてしまうと、私は「確かに、UNIQLOや量販店などで安いパジャマも売ってる。が、室内着・睡眠環境の変化に対して払ったお金としては満足している。」と答えます。
世の中には高級シルクのパジャマや、ラルフ・ローレンのような有名ブランドのパジャマなども存在し、上下セットでBAKUNEの価格を優に超えるようなパジャマも存在します。
そんな中、私の考えとしては着心地や睡眠環境を着やすい・動きやすいパジャマに変えることができ、2年以上もヘタレ無く使えているという点で、購入したことについては満足しています。
2年以上使うと縮みが気になる
より実用的な気になる点ですが、2年以上も使っていると、洗濯・乾燥で少し縮んだような気がしています。袖の長さも購入時よりも少し短くなったかなと感じています。
というのも、公式HPではお手入れ方法として、洗濯機の場合は洗濯ネットの使用と、陰干しを推奨しています。
ですが私は洗濯機・乾燥機をガンガン2年以上かけているため、推奨されたお手入れ方法ではないというのが問題なのかもしれません。
ですが、そもそもポリエステル素材自体が水や洗剤に強く、ウールやシルクのように縮まないので、もしかすると実際はそれ程縮んでいないのかもしれません。(逆に自分自身が太った?)
「ちょっと縮んだかな?」と気になる程度ですし、2年以上使っていればそうだろうなという理解もできます。
縮みが気になる方はワンサイズ大きいサイズを購入されることをおすすめします。
匂いがつきやすい
また、ポリエステルの素材の特徴なのか、たまに匂いがつきやすいなと感じることがあります。
乾燥機で乾きが甘かった時に、匂いがつきやすい印象です。
この点については、「そもそも洗濯物はちゃんと乾かしましょう」が一丁目一番地なので、そもそも私の責任ですが、気になった時はオキシクリーンでオキシ漬けしてます。笑
流石に公式HPのお手入れ方法に、「オキシ漬けはしないでください」とは書かれていないので、オキシ漬けで保温・疲労回復効果が変わるのかはわかりませんが、私の場合は気持ちよく着れています。
気になる点がいくつかありますが、一番の悩みポイントは購入時に価格が高いため購入に勇気がいる点だと思っています。なぜなら、私の場合は購入して結局2年以上もBAKUNE DRY LONGを使用し続けていますが満足しているからです。
評判や口コミ調査
では、BAKUNE DRY LONGについて、世間の皆さんはどのように思っているのでしょうか。SNSでの口コミを調べてみました。
X(旧Twitter)では、肯定的(ポジティブ)な声が多く、否定的(ネガティブ)な声は目立ちませんでした。
このパジャマ超絶オススメ。
— はな。❄☟✌☠😐✡⚐🕆 (@Love_8_201025) December 6, 2023
一般医療機器認定されてるリカバリーウェア。
すごい良かったから買い足します🙌💞
いま楽天でちょっとお安くなってるよ。
(わたしはサラッと着たいのでDryです)#bakune #リカバリーウェア pic.twitter.com/heBpqoCevf
血流がよくなり、睡眠の質が上がり疲労回復に役立つとされております。私は本当に寝つきが悪く思い切って買ってみた。他にも色々対策してるのでこれだけで改善したわけではないですがここ一年くらいは寝つき良くなってます。私は春夏用のBAKUNE dryのほうが好きです。
— 品川🦐データ活用/DX奮闘中@広島 (@rasu666) March 4, 2023
TENTIAL @TENTIAL_Inc のBAKUNE dryがすごく好きで、本当に寝心地が良いので、外出時に着られる MIGARU のセットアップが本当にほしい。なんならそれ着て診療したい。(違う
— 顔薄 (@samcosamsam) November 3, 2023
寝つきが悪くてリカバリーウェアを探していて、夏にBAKUNE Dryを購入。ほぼ毎日着て若干改善した気がするし、洗濯してもすぐ乾くし、全然生地もへたらなくてストレスフリー。渋谷店のお姉さんも感じ良くて冬用も購入予定。#BAKUNEで寝たい#TENTIALで身体を充電 pic.twitter.com/sUPh0uDxCz
— れーな (@REINA017XXX) October 14, 2023
Amazonや楽天のレビューで気になっている点を挙げているコメントを見てみると、以下のようなものがありました。
- サイズがタイトで突っ張り感がある
- 首元のタグがチクチクして気になる
サイズ感が難しいというコメントがいくつかありました。
タグについては切ってしまえば問題ないですね。
サイズ選びの考え方
口コミで多くの方がサイズ選びに悩んでいましたので私なりの考えをご紹介します。
基本的にはTENTIALの推奨サイズから1~2サイズアップにすると良いと考えています。
推奨身長
XS:~163cm
X:162~168cm
M:167~173cm
L:172~178cm
XL:177~183cm
2XL:182cm~
例えば、私の場合XLが適正サイズですが、そもそも商品が比較的タイトな作りなのと、2年以上使うと縮んだ気がする?ので、大きめを購入しておくほうが無難です。
まとめ
- リカバリーウェアが気になっていているが、購入する勇気がない
- 温泉施設の館内着のように快適な服で家でゆっくり過ごしたい
- ちょっと高級なルームウェアを買ってみたい
- パジャマだけではなく、日中も着れる動きやすい室内着がほしい
- 寝具などに愛着があり長く使えるパジャマが欲しい
BAKUNE DRY LONGを製造・販売しているTENTIALはリカバリーウェアやリカバリシューズなどの商品が有名です。
リカバリーウェアは素材の異なる種類も豊富にあります。
是非他の商品もAmazonや楽天ストアでご覧ください。